通信制大学の特徴って?卒業は簡単?難しい?
通信制大学の特徴
通信の大学って自分のペースでのんびり勉強できるんでしょ?いいよね~!
なんて考えている人がいるかもしれませんが、
事実、実際は全く異なります。
何も考えずにその授業に向かう、周りに合わせたり、ただカリキュラムに従って、いわれたことをやってればいいのが普通の大学生です。
しかし、言われることなんて何もなく、
大学から個人への連絡なんてものは何もなく、ゼミもサークルも何もない、集団で動くようなことからも何もないので
周りに合わせたり、カリキュラムに従ったり、ただそれをすれば良いときう“全体の流れ”というものが掴めないのです。(というかむしろない)
入学すると手元に冊子が送られてきます。
大学からのサポートはそこで終了です。
学費は一般大学に比べてかなり安いですが、安いのはそれが理由です。
これは、普通の大学生を送った経験のある人からしてみたら、衝撃のサポートかもしれません。
1人で課題をゼロから毎度どのように攻略するか、考えていかなければならないのです。
大学なんてあってないようなもの。
全て独学でどうにかしていくのです。
周りに合わせてれば、楽に勝手に取れていく単位なんて1つもないのです。
全ての結果は自分のコントロールで決まり、何も動かないと何1つ始まらないのです
孤独の戦いです。暗闇の終わりも見えません。
まさに孤軍奮闘です。
一年生は、通信制大学の単位取得の複雑化しているシステムが攻略できず、思っていたより単位が取れなかったり、思いのほか単位取得が難しいという結果に終わる人も多いかもしれません。
次第に掴めていくかもしれませんが、少なくとも3年生くらいになるまでは、コツもつかめず、安心して卒業まで向かっている体感がまるでありません
通信制大学は入るのは簡単です。入試はありません。
似ているのが海外の大学のシステムです。
しかし、海外の大学は入学は簡単で卒業が難しい、良く言われますが、それでも卒業率は平均60%以上あります。
一方、通信制大学を四年で卒業する人はなんと10%以下という統計が出ています。
これは在籍している通信制大学の上位10%の成績を収めならなくてはいけないと等しいです。
これには運も含まれますし、相当難しいと考えられます。
今までなんとなく、レポートを提出していれば単位がもらえた普通の大学生にとっては、かなり相当な努力を積まなければなりません。
又、あなたが何を間違えているのか、なんで頑張ってるのに成績が取れないのか、どうして単位が取れなかったのか、それを教えてくれる人はいないのです。
返却されたレポートの添削の意味がわからなかったり、納得できない場合、気軽に相談できる教員もいません。
また、海外の大学の場合、周りを見渡せば友達や後輩や先輩など身近な存在の経験から
ああ、こうすれば卒業までいけるのか!、
こうしたら失敗するのか!という実感があると思います。
しかし通信制大学に通う場合そうはいきません。
ここに乗っていれば安心安全の丁度良い“レーン”が1つも見えない、そもそも存在しないのです。
暗闇を1人で走ってるかのような感覚で、現在地もわかりません。
例えば、締め切りの日程のあることを知らなかったり忘れて仕舞えば、今までのコツコツとした調査や確認の作業努力は水の泡です。
軌道を外れたら気付かせてくれる人や、注意してくれる人、管理してくれる人も、見守ってくれている人もいません。
まして大学側が電話をかけてくれるなんて、そんなサービスありえません。
大学側が行うことは、決められた日程に、月刊誌や冊子を送ること、ほとんどはそれで終了です。
在籍して勉学に励んでいる人は、常に締め切りに追われている感覚、何かを忘れてしまっているのではないかという不安、これで大丈夫なのか....
ちゃんと卒業できるのかという不安で溢れています。
自分でコントロールしてるつもりでも、思わぬ見落としがあったり、道を間違えてしまうことがあると思います。
“絶対四年で卒業しなきゃならない”
と考えるのは正直オススメしません。
体に良くないです。
やってられません。
“何かのミスで卒業に四年以上かかる
かもしれないけどそれでも仕方ない”
と柔軟に考えた方がマシです。
うまく気分転換ができないと健康上問題が発生しそうで仕方がありません!!(悲鳴)
メンタルが崩壊してからは遅いのでね....。
通信制大学に通っていると、授業を受けてレポートやテストを受け、単位を取るの一般大学のシステムがやっぱり本当に簡単だとしみじみ感じます。
世間が考えてるような
“簡単な大学”ではないのです。
“卒業が最も難しい大学”であり
“最も自己管理能力が問われる大学”
なのです。
そして、通信制大学のレベルが上がるのは一般的に名前が有名な大学に付随してる通信のコースです。
通信制大学を選ぶ時の参考にしてみてください。